2013年2月14日木曜日

バレンタインデーのブルーノート東京 BLUE NOTE TOKYO


職場で、イケメンと言われている男の子が聞いてきた

「プチケイトさん、今晩ヒマですよね?」

「え? ちょっと、バレンタインデーに予定なし前提の聞き方は失礼じゃない!」

「あ、すみません、でも、ヒマっすよね? ブルーノートのチケットあるんすけど、、、」

「えっ!! うん! ヒマヒマ! 家帰ってたこ焼き食べて寝るだけだもん、ブルーノート行けるよ!」

東京にはいくつかライブレストランがある。
ブルーノート(BLUE NOTE TOKYO)、コットンクラブ(COTTON CLUB)、ビルボード(Billboard LIVE)、どこも有名アーティストのパフォーマンスを間近で見ることができるレストランで、ミュージックチャージはそこそこ高い。
音楽好きの私は何度も行ったことがあるが、なぜか自腹で行ったことがない。
いつもおごりだったり、招待券をもらったりして、お金を払ったことがない。
どうやらそういう星の元に生まれたようだ。

「え、でも、なんで私??」
「いや、同期を誘ったんすけど予定あるみたいで、、、他の子も都合悪くて、、、」

なるほど、本命の同期の子のみならず、誰も都合がつかないのか、、、そのおこぼれに与り私はブルーノートに行けるのね!

というわけで、こんな出来過ぎた展開の末、バレンタインデーに若い男の子とブルーノート東京に行ってきました!イエ~い、ミーハー全開!

開演20分前に入店し、ステージ近くのテーブル席へ座り、周りを見渡すとカップル多し!!
ボックス席ではシャンパン片手に2人の世界に泥酔する見本のようなカップルもいた
男性はおしゃれなスーツ姿が圧倒的に多く、女性のおしゃれも気合い入ってた。
上下赤のスーツだったり、そのままステージに立てそうなドレスワンピースだったり、艶やかな着物姿だったり、そんな豪華な装いの中に、Vネックセーターにジーパン姿の私を見てイケメン君が

「プチケイトさんは、下北のライブハウスのほうが似合いそうっすね」
と、否定できないコメントを言った
「だって、予定ない予定だったんだもん!」

今日は、イタリアの人気ギタリストとドイツの人気トランペッターによるコラボセッションで、他にサクソフォン、ピアノ、ベース、ドラム、ヴォーカルの合わせて7人によるステージだった

これだけ楽器が集まると、音も華やかで聴きごたえありますね

サクソフォンとトランペットの競い合うような演奏は迫力満点で、ジョン・コルトレーン好きの私は、サクソフォンの優しい音のほうがトランペットの鋭い音より好きだわ~と再確認。
このサクソフォンの人がハン・ソロ(ハリソン・フォード)に似てたんだよね(笑
この人がフルートを演奏して、拍手喝さいをもらったときに、軽くガッツポーズをしたんだけど、そんなやんちゃな感じもハン・ソロっぽくて面白かった。

個人的に気に入ったのは、ヴォーカルのアフリカ系の女性の歌い方が可愛らしかったこと
歌は歌うだけじゃなく、見せ方も必要なのね~とお勉強になりました。

これまで途中で眠くなるステージを何度か観たことあるけど、今日はバレンタインスペシャルということもあり、曲もいいし、どの演奏者も上手で完成度高くて最初から最後まで聴き入っちゃったなぁ

ここだけの話、ここの食事は大したことないけど、今日のスペシャルカクテルが気になったので飲んでみると、なんと美味しい!
ヴェルモットとアマレットとスパークリングワインに胡椒を入れた少しスパイシーなカクテルの中に、リング状のチョコレートがプカプカ浮いていた。

このチョコレートを食べたくて割り箸をもらおうとするとイケメン君が
「プチケイトさん、まさか、割り箸もらおうとしてませんよね?」
「当たり!つかみやすいじゃん」
「僕に任せてください」と言って、店員を呼び
「このチョコレートをいただきたいのですが、フォークかスプーンをいただけますか?」
とスマートにフォークを貰ってくれた。

もらったフォークでチョコの輪っかを食べると、プラリネっぽくて美味しいですぅ~

「チョコ大好きなんだよね~」と言うと、イケメン君がカバンからチョコの箱を出した
「部の女性達から貰ったんですけど、僕、あんまりチョコ食べないんすよね、よかったらあげますよ」

見ると、私が大好きなベルギーチョコだった!!

「あ、でも、プチケイトさん男じゃないですもんね」
と、変なポイントでためらうイケメン君に
「今日は僕は男だ。遠慮なくいただくよ」と言ってチョコを奪った

おいしいカクテルとムード満点のジャズで素敵な時間を過ごせました
おまけにベルギーチョコまでもらっちゃって、ありがとうイケメン君!

次回は、君のお気に入りの同期の子と来れることを心からお祈りします♪






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