2013年3月4日月曜日
「薫り華やぐヱビス」はクローバーの薫りがする
元彼のフランス人は、エビスビールが好きだった。
麦芽とホップのみ使用した硬派な味が、本場のビールを飲み慣れたヨーロッパ人の口に合うようだ。
エビスビールを飲む度に彼が私に尋ねてきたことは
「恵比寿駅はEBISUです。でも、このエビスはYEBISUです。どうしてですか? EBISUとYEBISUは何が違う?」だった。
そんなの知ったこっちゃない。外人の悩み所はよくわからん。
だから、「調べておく」と言っていつも逃げていた。
そして未だにその理由はわからずじまい、何か理由があるのだろうが、
エビスビールのロゴがYEBISUではなくEBISUだったら、商品パッケージに印字されたとき地味かも(笑
最近はビールよりスパークリングワインを飲む機会が増えて、エビスビールはご無沙汰だったが
黒毛和牛のヒレ肉が安く手に入ったので、そのお供にと地元のスーパーでビールを探していると、陳列棚に一際目立つ赤い缶のエビスビールを見つけた。
商品説明には「フランス・シャンパーニュ地方の上質麦芽と薫り高いネルソンソーヴィン種のホップを使用。世界中で多くの星を獲得しているフレンチの巨匠ジョエル・ロブションも認めた、華やかな薫りの余韻が清々しいエビスです。」とある。
この説明文と洒落たパッケージから、女性をターゲットにしているのかな、と思わせる。
女性はシャンパーニュ(シャンパン)と華やかという言葉に弱い(笑
いやいや、大変気になります! 2缶買ってしまいました!
でも、2缶買っておいてよかった、だって、私好みの味だったんだもん♪
とにかく泡が細かくてメレンゲみたいだし、香りがお花みたい。
ビールの香りって気にした事ないけど、これは、お花畑の香りがする。
草原に咲くクローバーの花の香りに近いかな。
飲んでみると、不思議なビールです!
ビールって後味が残るし、食べ物の味を変化させるけど、これは、後味が残らないし食べ物の味を邪魔しない、それでいて鼻から抜ける野花の香りが強く、ホップの苦みがちゃんとある。
シャンパーニュ地方の麦芽を使用しているだけに、シャンパン的な飲み方ができるのかな?
とアホな事を思い立ち、私のシャンパンのお供である、チョコとイチゴで試しみると、あはは、合う!
酸味が上品なのか?
これは、麦版のシャンパンかも!
とにかく私の好みの味だわぁ♪
香料などの副原材料を使わず、ホップと麦芽のみでこの香りを出せる技術は素晴らしいと思う
限定醸造のようですが、シルクエビスがそうだったように、いずれレギュラー化して欲しいなぁ
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