2013年8月2日金曜日

明晰夢をみる方法


注)これは、あくまで私の場合です


久しぶりに明晰夢を見た!

父親が運転する車で、ブルックリン橋のような大きな橋を渡っていた。
この日は渋滞がひどく、橋の3分の1を渡ったところで止まってしまった。
渋滞は退屈だなぁ~ と、後部座席から外の景色を見ると、車の右横に朱色の馬車が並んでいて、馬車を曳く金色の馬と目が合った。
その馬の毛は金閣寺のように黄金に輝いていた。

あ! これは夢だ! 

直感でこれは夢だと気づいた
うっひょ~! 夢だから何でもできちゃう~!

私は取り急ぎ、運転席で退屈そうにハンドルを握る父を消し、運転席に一瞬で移動した。
そして、助手席の母と後部座席の弟に
「今から飛ぶよ~」 
と言って車に翼を作った。すると、イメージした翼が大きすぎて、橋の一部を破壊してしまった(笑
いいや~ 翼はいらない、ジェットエンジンでいいわ~ と叫ぶ。
すると運転席に赤いスイッチが現われて、それを押すと ブオーンっと大きな排気音とともに車体の前方が飛び上がり、渋滞している車の上に乗っかった

母が 「事故る~!!」 と叫ぶので
私は 「大丈夫! 夢だから!」 と叫ぶ

列をつくる車の上をウサギのようにバウンドしながら進んでいくと、先に海が見えてきた。
東京湾のようなグレー色の淀んだ海だったので、沖縄のような美しい海をイメージすると、それ以上にエメラルドグリーンが鮮やかな海に変身した。
その美しさはまさに宝石のエメラルドのごとき輝き。

「ひゃ~ 飛び込みま~す!」

と言って、母と弟を道連れに車ごと超綺麗な海に飛び込んだ
真っ逆さまに水面に向かって落ちながら、「もう車要らないよ~」と言うと、車がバラバラに分解して宙に消えた

風が気持ちいい~ん! 
そして海にどっぼ~ん! 
冷たくて気持ちいい~ん!

水の中の感覚が超リアルなので一瞬戸惑うも、夢だから呼吸できることを思い出し、普通に呼吸をしながら海底散歩を楽しんだ。
虹色の魚やショッキングピンク色のサンゴ礁がキラキラと眩い。本当に夢のよう。。。って紛れもなく夢ですが(笑

そこで思いついた。
あ、でっかいサメに乗りたい! ジョーズみたいなでっかいホオジロザメに乗ってみたい!

すると目の前に小ぶりのエイが現われた。
ううん、、、エイじゃなくてサメ! と念じると
スケボーサイズのサメが現われた。 う~ん、、、まあ乗れるけど、これなら現実でもできるじゃん!
私が乗りたいのはジョーズなの! 
ジョーズ! ジョーズ! ジョーズ! と念じていると、虹色にキラキラしていた海底が薄暗くなってきた

あ、やばい! 夢をいじり過ぎた! 目が覚めちゃう! 

そこで目が覚めた。 
明晰夢は、いじり過ぎると覚醒範囲が広がる為、目を覚ましてしまいます。 夢の操作はほどほどに。。。

いつからか明晰夢を見るようになった。
初めての体験は、私らしい展開。

スペイン料理店の中で、隣にいる誰かに「ワインよりビールが飲みたい」と言っていた
そこで、これは夢だと気づいた。
特に理由もなく、直観で夢だと気づいた。
そして隣にいる誰かに

「今さ、夢の中じゃない? ビール飲み放題だよね?」

そう言うと、目の前に水槽タンクのようなでっかい樽が現われ、樽についている蛇口をひねるとビールが勢いよく吹き出した

まあ~ 夢のよう~!! って、紛れもなく夢ですがっ!笑

蛇口から流れ出るビールをグラスに注がずに、水道水を直接飲むようにゴクゴク飲んでみると、うわ! まさにビール! 香り、冷たさ、口の中で弾ける炭酸、そしてアルコールの熱い感触!
どれをとっても本物です! 現実とまったく同じ味、同じ感触! 超リアル!

すご~い! しかも、いくら飲んでも体に悪くないんだよね~ だって夢だもん!

わ~い! いっぱい飲んじゃう~ 
水の如く喉を鳴らしてビールを飲む!
しかも、ちゃんと酔っ払ってきた!
本当にビールだぁ~ これはもう夢じゃないよ、もうひとつの現実だよ現実~!! 


明晰夢の感覚は、映画の「マトリックス」と似ている。
彼らは仮想現実の中で、イメージングにより体を超人のように動かしたり、瞬時に武器を創り出したりする。

明晰夢は、まさしくアレです。アレ! 

イメージングから視覚化までは一瞬です。
だから、イメージが曖昧だと曖昧なものが出てくる(笑
視覚化したい物を頭に描いてからそれが現われるのではなく、思い浮かべようとしたものが瞬時に視覚化する感じ。
何かをイメージするとき、普通は頭の中で視覚化されるけど、明晰夢は同じプロセスでイメージしたものが頭の中に浮かぶのではなく、目の前に現われる。

ということは、常日頃から鮮明にイメージするクセをつけておくと、明晰夢の中でより視覚化が確実になるのかも。

明晰夢になるときは、いくらか目覚めかけている状態。
目覚めるか目覚めないか、睡眠と覚醒の中間ぐらいの意識状態にありながら、ある程度夢の展開に身をまかせるのがコツで、全てを操作しようとすると意識が働き過ぎて覚醒しちゃいます。

明晰夢では、自分が望むことであれば大体のことは、できる! 
ま、例外もありますが、、、それは後述するとして。

行きたい場所にもすぐ行ける!
映画「マトリックス」のネオが光速で移動するように、地球上のどこでも行けちゃうのだ!

私は調子に乗って明晰夢の中で飛び過ぎたら、地球がどんどん小さくなって宇宙に行っちゃったことがある。黒くて静かだったな~、大きい岩が無数に浮いていて、ビジュアル的には地味だった。なんとも言えぬ寂しさを感じて、地球のどこかに光速で戻ると、たどり着いたところがエベレストの山頂だった!
あはは、世界一の山だもの、きっと宇宙から一番近かったのね(笑

エベレストの山頂は太陽の熱が暑いし、雪が眩しくて目を開けていられなかったなぁ~。

こんな感じでマヤに行ったこともある。というか、意図的にマヤの夢を見た、と言うほうが正しいですね。

ふと夢だと気付いた。
マヤのピラミッドに行こうと思い立った瞬間、私の視界に入ってきたのは、うっそうと緑の木々が茂るジャングルの中にひっそりと建つ小ぶりのピラミッドだった。
森の奥からはサルや鳥などの動物の鳴き声がたくさん聞こえていて、風は無く、少しジトっとした湿った空気が漂っていた。

ピラミッドに近づこうと右足を出すと、足が地面にめり込んだ
ええ!! びっくりして下を見ると、地面は軽く湿地帯になっていた
あれ? そうだっけ? マヤって湿地帯だった?
う~ん、面白い、私の中では湿地帯という設定のようだ。

湿地帯の中に建つピラミッドを眺めながら

「私は今、マヤにいるのだから、現実の世界でお金と時間を使ってマヤに行く必要はない」と感じた。

それぐらい、明晰夢はリアルなのだ。


イタリアに行ったことがあるけど、明晰夢でイタリアに行ったときも現実とまったく同じ感覚だった。石造りの街の独特の匂いとか、すれ違う人々が交わすイタリア語とか、町並みの景色や、肌で感じるもの全てが現実と一緒だった。

だから私の脳にとって、明晰夢で体験したエベレストもマヤも宇宙も全て現実としてインプットされているのだ。人間の脳は現実と想像との区別がつかないから、現実と変わらない体験ができる明晰夢で得た体験は、現実の体験として脳にインプットされる。
すると、私の意思と無関係にその体験に対して脳は満足してしまうのだ!

夢の中とは言え、リアルに宇宙飛行を体験した身としては、すでに宇宙飛行は体験済みなので、○千万円払って宇宙に行こうとは思わない。エベレストも実際のものとの違いは別として、脳はすでに体験済みだから、あえて○百万円払って登頂しようとは思わない。

お金があり余るほどあるのであれば現実の世界で挑戦する気も起きるでしょうが、脳は既に満足しているので興味すら湧かないのです。

より鮮明で満足度の高い明晰夢をみるためには、五感をフルに使うイメージングの癖をつけておくとよいかもしれません。


すっごく綺麗な日本庭園をもつ武家屋敷の中にいた。そこで夢だと気づいた。
足の裏で感じる木のヒンヤリした冷たさが気持ちいい!(そう、明晰夢は地に足がついている感覚がリアル)
庭園には綺麗な花や木がキラキラ輝いている。
木々の葉がこれ以上ない緑色で、花々はこれ以上ない鮮やかな赤やピンク色。

地球上でこんな綺麗な発色は見たことがない

地球上で見るものは、全て光の反射によって創りだされる色だから、必ず色の見え方にムラがある。でも、明晰夢で見る色は、360度すべての角度に光が当たっているように、陰影も濃淡もないし、むしろそれ自体が色を発しているようなキラキラした発色なのだ。
だから地球上では見たことがないほどに、海も花々も美しい

私が見る明晰夢の特徴は、必ずカラーである。 
そしてその発色が信じられないほどに美しく鮮やか! 

極楽浄土があるとするならば、きっとこんな色使いであろうと思えるほどうっとりする美しさなのだ。

また、明晰夢の特徴の一つに、肌で感じる空気感がある。
普通の夢と現実の違いは、肌で感じる空気感だったりする。
明晰夢を見て感じたのは、この肌で感じる空気感が現実と同じだということ。

雪が大好きな私は、明晰夢の中で雪を降らせたことがある。
頬に当たり消えていく雪の感触、匂い、鼻で感じる冷気、み~んな現実と同じだった!
真っ白な雪の中に咲く赤い寒椿がきれいだったなぁ。


こうして明晰夢を見る術に気付いた私が、トライせずにいられない願望の一つに 
「グリーンホーネットのカトー(ジェイチョウ)に会う」 
という下心満タンの願望がある。

これを私がやらない訳がない、ということで、はい!既に体験済みです!笑


これが夢だと気づいたときには、どこかの街のスクランブル交差点にいた。
周りには見知らぬ人々がそれぞれの目的地目指し移動していた。

あ、ケイト(カトー)を出そう!

と思った瞬間、5メートル先の人ごみの中に、あの黒尽くめのコスチュームを着て、あの帽子を被ったアイマスク姿のケイトが現われた。
そして、ズボンのポケットに手を入れ、少しガニ股気味に私に向かって歩いてきた。
まさしくケイトだ! グリーンホーネットのカトー(ジェイ・チョウ)だ!

か、か、かっこ良すぎる~!!

私は彼の元へ走り寄り抱きついた!
ぎゅうって抱きしめると、思ったより胸回りが大きくて、大胸筋が頬に当たった
抱きついた感触は、現実の世界で男性に抱きついたときと全く同じ!

抱きしめて!

と心で叫ぶと、ケイトが私を強く抱きしめてくれた

にゃ~ん、抱きしめられる感覚も現実とまったく同じだぁ~❤
あ〜ん、彼の体温も感じる〜❤
だから私にとってこれは紛れもない現実なのだ!

あのコスチュームからは檜風呂の香りがする。。。このコスチュームは檜のタンスに入れて保管しているのね。。。
大好きな人の温もりをリアルに感じながら至福のひととき、、、とんでもない幸せ~
ふあ~ ケイト~ 君を離さないゾ~

つい堪らず

「ケイト! キスしよ~!!」 と叫んだ瞬間に目が覚めた。

ああ、、、下心が過ぎました(反省


さて、なぜ私は明晰夢の中でケイトとキスをする前に目が覚めてしまったのか、ケイトとキスできなかったのか。。。

そこには意識下で働くブロックが影響していた。
通常の夢を見ているときは意識が働いていないから、通常ではできない、してはいけない、ありえない、といった状況でも、当たり前のこととして受け入れている。
でも、明晰夢を見ているときは意識があり理性が働いているため、夢の状況に対して様々な判断をしてしまう。

私がケイトに「キスしよう~!!」と言いながらも
緊張しちゃう~、とか、もっと素敵なシチュエーションでキスした~い、とか、歯の矯正器具が邪魔してキスを堪能できな~い、とか、いろいろなブロックがあったのかも。
キスしたい!でも、○○だからできない、したくない。という心のブロック。

これは現実世界にも共通することで、自分の望む通りに物事が運ばない場合は、大抵この心のブロックが影響している。ブロックの厄介なところは、何がブロックなのかわからないところで、自我は自分を守る為に都合の悪い事を受け入れようとしませんから、覚醒時は深層心理に蓋をしているのです

この心のブロックさえ取り除くことができれば、自分の望むことは大抵スムーズに叶うんだけどなぁ

あ~、この時に働いた心のブロックは何だったのかな、、、それを消せればケイトとキスできるのに!
お願い! 教えて~ 私の深層心理の番人さま!!



明晰夢は覚醒しながら見る夢だから、当然、熟睡はしていない。
二度寝したときや、お酒が入っているときは浅い眠りになりがちなので明晰夢を見やすい。

私はいつも直感でわかってしまうのですが、夢だと気づくときは大抵夢の状況に違和感を感じることが多いです。

夢だと気づいたら、空を飛んでみると自分の体を動かす感覚がわかります。
そして、自分が食べたいものを出現させて食べてみると、非常に美味しい(笑

自分のイメージどおりのものが現れなくても、そのまま流すのがコツで、何度もイメージをやり直すと目が覚めてしまいます。

ただ、明晰夢は半分覚醒状態のため熟睡しておらず、体が若干疲れます
翌日はたいてい眠い(笑
理想的な睡眠状態とは言い難いかも。

3日続けて明晰夢を見た時はクタクタに疲れたもん
内容が激し過ぎたし、、、あはは


それでは、どうぞ素敵な夢を❤








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