2012年9月30日日曜日
街コン体験談
恋に落ちようキャンペーンの一環として
「街コンに行け!」
との部長命令をいただき、このたび満を持して初参加した。
場所は東京都港区の某所。
私が参加した街コンは、トータル4時間で3店舗を利用するシステム。
1店舗あたり1時間で、利用する店舗はすでに主催者側に決められており店の行き来は不可となる。
店舗内は座席指定はなく半立食で好きなように相手を選んで話す。
まずは、1店舗目となるダーツバーで受け付けをした。
成人確認のために身分証明書を見せ、店側が参加者を把握するための紙のリストバンドを左腕にする。
店内はすでに80人くらいの男女が飲み物片手につっ立っていた。
周りの先駆者から、街コンは20代が多いから街選びが重要だと聞かされていたので、あえて大人の街を選んでみたのですが、参加者の年齢は総じて若い!
男性20才~34才。 女性は20代中心、というか20代しかいないって感じ。
だからアラフォーの友人Tちゃんと私は、明らかに浮いていた。
例えが美しくて大変恐縮ですが、AKB48の中に、ピンクレディーのミーちゃん&ケイちゃんがいるみたいな浮き方です。
Tちゃんは、 「プチケイトちゃん、私たち全然紛れてないよ。 場違いなとこ来ちゃったね」 と怯えていた。
スタート時間になり司会が乾杯の音頭をとった。
「それでは1時間のフリータイムをお楽しみください、お料理は端のテーブルに用意してありますが、人数分はありませんので、皆さま譲り合ってお召し上がり下さい」
端のテーブルを見れば、紙皿にのったパスタとフライドポテトだけが見える。
ん!! この展開、どこかで遭遇したような、、、、あ!! この前行った異業種交流パーティーだ!!!
えええ!!! 街コンってお料理を楽しめるんじゃないの???
★心得①★ 立食系の街コンのお料理に期待するな。 全体通して、何もないと思え。草か芋しか食べていない人達もいた。
さっと端のテーブルに行き、Tちゃんはポテトを、私はパスタを取って居場所を探す。
座席を指定される街コンでは、少なからず相手をあてがってもらえるが、単なる立食パーティー化したこの街コンの場合、自分から男性に声をかけるか、男性に声をかけてもらうかしないと、いつもの女子会で終わってしまう。
AKB48の中のピンクレディーでは、気軽に声をかけにくいだろうと判断し、こちらからナンパすることにした。
奥のスペースにあるソファ席には、男性2人が腰かけていた。その2人の向かいに図々しくもお邪魔する。
「こんにちは、いいですか?」
ってな具合に、そしてお皿に盛ったパスタとフライドポテトをテーブルの真ん中に置き「よかったら食べてね」と言うと、2人は言った。
「俺たち来る前にラーメン食べてきた」
★心得②★ 半立食系の街コンには腹ごしらえして臨め。 腹が減っては戦はできぬ。
この2人は社会人で、会話もスムーズにしてくれた。楽しい時間をありがとうございました。
スタートから30分たったころ、司会者からシャッフルの提案が、、、
「みなさま、そろそろ今お話中の方たちとは連絡先を交換して、別の方たちとお話をしましょう」
店内で一斉に連絡先交換が始まった。 この司会者、なかなか気が効いている。
私たちも漏れなく連絡先交換に入った。
久しぶりの男性との交換に興奮してしまい、慌ててスマホではなく ipod を出し失笑を買う。
この連絡先交換が肝なのに、LINEのふるふる機能がうまく作動せず、Tちゃんは知らない女子と繋がったりしていた。
そんなこんなで結局、紙に書いて交換する羽目に。。。
★心得③★ 連絡先交換に意外と手間取る。 紙とペンは持っていったほうがいいかも。
席を立ち、飲み物をもらってカウンター席に座る。
店内を見渡すと、ほぼほぼ男女の組ができあがっている。
あまってる男性がいないな~と見渡していると、目の前にいる男子にTちゃんが話しかけた。
「こんにちは~」
そしてこの2人組みと会話の末、連絡先を交換した。
★心得④★ まず、人慣れするために積極的に話しかけよう。 結果どうあれ、勢いがついてくる。
2店舗目は隣のビルに入っているカフェバー。
少し遅れて店に入るとすでに満席状態で、ほぼほぼ組もできあがっていた。
とりあえずビールをもらって、目の前の空いているソファに座った。必然的に向かいに座っている男性2人と会話をすることになる。
参加者は異性とコミュニケーションをとることを目的としているので、ちゃんと会話はしてもらえる。
しかし、やはり人間である以上、ノれないこともある。
相手の組の片割れの態度があきらかに私たちに興味がない風だったので、15分ほど話して潔く席を立った。
★心得⑤★ 相手から出ているサインに気づいたら、大人な対応をしよう。 時間と労力の無駄。
私たちは飲み物片手に店の外に出た。すると後ろから別の男性2人が追いかけてきて
「あぶれちゃったんですか??」 と笑顔で聞いてきた
あぶれちゃったんですか? って、新しいナンパ用語になりそうね(笑
彼らは店から出る私たちを見て、飲み物も持たずに追いかけてきたらしい。
改めて飲み物をもってきてもらって、外で4人で飲んだ。これはなかなか楽しかった。
声をかけてくれてありがとうございました。
う~ん、捨てる神あれば拾う神あり?
3店舗目もカフェバー
もうここまでくると大体見えてくるが、これは街コンの名を借りた異業種交流パーティーです!
利用店舗はほとんど場所だけ借りて、料理も飲み物も出所不明。
参加店舗4店舗のうち、3店舗がバーで1店舗が焼肉屋さん。
しかし、この焼肉屋さんには誰ひとり行かせてもらえないんですね~! 店舗のサクラです。
飲み物は、ビール、ラムコーク、モスコミュール、ジントニク、カシス系、ソフトドリンクの飲み放題。
これで男性参加費は¥6,000だから、少し首をかしげてしまう。
もともとの始まりの街コンの趣旨は、普段は訪れてもらえない客層に、そのお店の料理を知ってもらってリピーターになってもらおうという町おこしが発端だと思うが、都内の街コンは主催側の利益追求しか見えてこない。
街コンは主催者によって内容がまったく違う、ということだ!
街の振興会ではなく、イベント会社が参入すると単なる異業種交流パーティーになる。
3店舗目のトイレで、女の子に声をかけられて連絡先を交換する。
ん? なにやってんだ私??
と思いながらカウンターにドリンクを取りに行った。
Tちゃんが飲みたいというので、メニューにはないシャンディーガフを特別に作ってもらう。
飲み物ができるのを待っていると、何組かに話しかけられ、その中の1組とお話をすることにした。
初めは4人で話していたのに、いつの間にか男子5人、女子3人の8人グループになった。
その中にいた男の子が私に言った。
「ダーツバーにいましたよね? 俺の相方に声かけてましたよね?」
離れたソファに座っている彼の相方を見ると、1店舗目のダーツバーのドリンクカウンターで私が軽く声をかけた男の子だった。
あはは、こんなこともある (汗
最後は3人掛けのソファに男女5人がキチキチに座って盛り上った。
私のビールを知らぬ間にTちゃんが奪い、私は一緒に話していた男の子の飲み物を貰って飲んだりした。
そして気づくと終了時間が過ぎていたようで、係員が私達に言った。
「もう終わりましたので、お店の外で話してください」
まわりを見ると、店内はすでに片付けが始まっていた。
その後、二次会に誘われたけど、アラフォーズの体力は限界を迎えていたのでそろそろと引き揚げた。
携帯電話にはいろんな人たちと連絡先交換をした痕跡が、、、
たとえ、AKB48の中に浮くピンクレディーだとしても、ためらわずに声をかける、声をかけられたら快く話すということを楽しむことができれば、街コンやパーティーは満喫できるものですね。
お話してくださった方々、楽しい時間を過ごせました。
ありがとうございました。
あ~あ、初めての街コン、本気で楽しかった~!!!
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